思い出すシ−ズン

この連休はあちこちで、村の鎮守のお祭りが目白押しである。
真宗の教えを真面目に聞くようになってからは、殆ど鳥居をくぐる
ことは無くなった。しかし、ここ二日間強制的に鳥居をくぐらされた。地域の交通指導員を拝命していて、祭りのパレ−ドの交通整理をおおせつかったからだ。
祭りといえば、30年近くまえに、手次寺の報恩講で聞いた、ブラジル人僧侶の話をいつも思い出す。
村の鎮守のお祭り と 真宗門徒報恩講の違いは何か??
というものだ。
前者は 一年の農作業(漁業も)の辛かったことをパ−っと騒いで
    忘れるために行う行事
後者は 一年中、忘れとおしだった、親鸞聖人のご恩を 思い出す    行事
寺や別院からの案内や、まちまちに張り出される案内チラシなどが
「そろそろ 思い出してよ!!」と何度もなんども 呼びかけてくれる シ−ズンであります。
    釈宝樹